【見出し】
・【はじめに】・【使用構築・成績】
・【構築経緯】
・【コンセプト】
・【個体紹介】
悪ウーラオス
ヒスイドレディア
オオニューラ
ウェーニバル
コノヨザル
テツノブジン
・【基本選出】
・【苦手なポケモン】
・【最後に】
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【はじめに】
かごだいと申します。レギュレーションD(ヒスイポケモン+過去作準伝一部参戦)2ヶ月目の環境で格闘統一でレート2000を達成できたため、記念に構築記事を書きました。
【使用構築・成績】



【構築経緯】
レギュレーションDでも推しのウェーニバルを使いたく構築を1から考える所から始まった。ウェーニバルが苦手な特性貯水やヘイラッシャに有利なヒスイドレディアとウェーニバルのアクアステップ1回では抜けないレジエレキハバタクカミテツノツツミ(Sブーストエナジー)の上をとれる軽業オオニューラが苦手な相手の補完がとれており同じ格闘タイプでもあったため格闘統一を使おうと決めた。



カイリューのマルチスケイルと気合いの襷を潰せるステルスロック要員としてS操作技+アンコールによる起点作成&阻止ができて使い慣れているコノヨザルを採用。

格闘統一を使用しているとサーフゴーがあまりにもやってきて特に初手の自己再生悪巧み型が辛かったため、HB特化ですらテラスタルを使わずにワンパンできるポケモンとして鉢巻悪ウーラオスを採用。

初手の飛行テラバーストカイリュー霊ランドロスに対して無対策であり欠陥要素であるため、テラスタルを使わずに処理が可能なポケモンとして道連れテツノブジンを採用。

構築が完成。
【コンセプト】
◎積みポケモンは相手の受けポケモンでとまらない型で採用し全抜きを狙う◎採用率の低い技、型で意表を突き自分のやりたいことを通す
【個体紹介】
〈悪ウーラオス〉

持ち物:拘り鉢巻
特性:不可視の拳
テラスタイプ:悪
175-182(252)-120-×-81(4)-163(252+)
インファイト/不意打ち/暗黒強打/アイアンヘッド
S…ミミッキュの上をとれる最速
◎普通の鉢巻型
◎HBサーフゴーをテラスタル使わずにワンパンできる鉢巻、カイリューの後出しを許したくないのでステルスロックを撒いてマルチスケイルをケアしてから展開した
◎アイアンヘッドは妖テラス相手に抜群かつ上振れ怯み狙える
◎インファイト、不意打ち→350戦して使用回数はどちらも3回未満、特にインファイトは格闘統一を使用している都合上格闘の一貫がないことがほとんどだった
⇒蜻蛉返りや寝言など他の技を検討して良いレベルだった
◎妖テラスされやすいので毒タイプのオオニューラとの相性は良かった
◎自身より素早さが遅い相手への高火力押し付けが特に強いため、より最大値を出せる悪テラスタルで使用した
〈ヒスイドレディア〉

持ち物:食べ残し
特性:葉緑素
テラスタイプ:鋼
161(124)-131(44)-122(212)-×-96(4)-155(124+)
リーフブレード/宿り木の種/身代わり/勝利の舞
H→6n-1、16n+1
HB→無振りヘイラッシャのウェーブタックルを身代わりが確定耐え
A→ステルスロック+リーフブレードで無振りテツノツツミが確定
S→勝利の舞2回でSブーストエナジーのテツノツツミ抜き
◎使っていて1番強かった
◎起点にできるヘイラッシャと貯水天然判別できないドオー入りには絶対選出
◎勝利の舞を積みながら闘いつつ、積んで殴っても1発で倒せない特性天然勢や高耐久や半減で受けてくるポケモン(カイリューハッサム)などには宿り木の種+身代わりで攻撃圏内にいれて倒す立ち回りが非常に強かった
⇒勝利の舞のイメージが強すぎるため選出段階でやどみがを意識されないためスムーズにやどみがが決まりやすいのと、他の宿り木ポケモンと違い素早さを上げられるためやどみがコンボの再現が容易に取れていた
⇒相手の交代や勝利の舞の防御上昇で身代わりが残れば試合を有利に進められるためテラスタルは身代わりを残す動きとしても使った
⇒ステルスロックを撒くことで宿り木解除の交代に負荷をかけられるのは良かった
◎特性は張り切りだと身代わりを残しながら闘うのが強い型なのに外しでプランが崩れるのは使いづらいため、特に活かすことはないけど葉緑素
◎リーフブレード→命中安定高打点かつ急所率+1が積み合いや土壇場で活きていた
◎サーフゴーに打点がないため選出時は悪ウーラオスオオニューラのどちらかと同時選出して対応していた
◎唯一草テラスタルに弱いが、パオジアンテツノツツミの氷や飛行テラバの方が多い環境のため草テラスタル採用のポケモンがほとんどいなかったのが幸いだった
〈オオニューラ〉

持ち物:オボンの実
特性:軽業
テラスタイプ:悪
173(140)-174(68+)-101(164)-×-103(20)-155(116)
フェイタルクロー/テラバースト/身代わり/剣の舞
A
→HB特化サーフゴーを剣舞1回悪テラバーストで確定
→HP実数値193B無振りカイリューにステロ込みで乱数が60%越えるライン
B→軽業発動後の先制技のダメージ軽減目的でなるべく高く、水流連打のダメージが変わるライン意識
HD →臆病眼鏡ハバタクカミのムーンフォース確定耐え◎毒菱撒いてきそうなPTには絶対選出+ハバタクカミへの切り返し目的で選出が多かった
◎剣の舞を前提にした型+先制技のダメージを少しでも抑えるためにAよりも物理耐久に寄せた努力値振りとした
◎タイプ上サーフゴーの後出しをされやすいので剣の舞+抜群テラバーストでワンパンできる型とした
⇒テラバーストは非接触技のためゴツゴツメットのダメージを抑える目的でも使用した
◎テラスタイプはサーフゴーのシャドーボールを半減にできる悪タイプとした
⇒悪巧みシャドーボールを半減に抑えて剣舞+軽業発動から全抜きが行えたりと使い勝手良く再現性も得られていた
⇒ゴールドラッシュを撃たれないように1度身代わりを挟んでシャドーボールを撃たせる工夫が偉かった(ゴールドラッシュは使うと特高下がり相手目線打ち損じになるため)
⇒いたずらごころ先制補助技に耐性をつけれる点も地味に良かった
◎軽業を自発的に発動させられる身代わりが特に強かった
強かった動きとしては、
①下から身代わりした後にオボン発動できると次のターンは軽業の効果で上から行動でき、剣の舞をしている状態なら身代わりを残した状態のA+2オオニューラが誕生
②状態異常透かしにも使えるため電磁波サーフゴー鬼火水ロトム胞子モロバレルを起点にできていた
◎フェイタルクローは安定して強く、眠りや麻痺を引けた後の身代わりor剣の舞は強い動きだった
◎鋼タイプに打点がないためテラスタルをオオニューラに残さないといけないのがネックだった
⇒技ばれてない限りインファイトケアでヒードランがテラス使ってくれることもあった
◎格闘タイプが抜群を取られるフェアリータイプ、フェアリーテラスタルに強いのが単純に良かった
〈ウェーニバル〉

持ち物:神秘の滴
特性:激流
テラスタイプ:水
167(52)-172(252)-101(4)-×-96(4)-143(196+)
アクアステップ/身代わり/アンコール/剣の舞
S→アクアステップ1回で最速ドラパルト抜き
◎オオニューラのフェイタルクローが効かず突破が困難なアーマーガアとヒスイドレディアの身代わりをフレアソングで貫通してくるラウドボーン入りへの選出が多かった
(アマガドオー入りには出せなかったためヒスイドレディアのやどみがでなんとかしていた)
◎受けポケモンでとまらず起点にできる身代わりアンコール剣の舞を採用
⇒アーマーガアドヒドイデの補助技をアンコールで縛り崩す動きが強かった
⇒ウェーニバルの身代わりアンコールは警戒が薄いため欠伸鬼火を身代わりで透かした後のアンコールは決まりやすい
◎アクアステップを1度積んだ後の上からの身代わりが強く激流とアンコールとの相性も良かった
◎身代わり+激流が特に偉く自信過剰とは違った火力上げができるのと特性天然に無効化されない点が良かった
◎無振りキョジオーンの塩漬けを身代わりが2回耐える(7.7〜9.5%)ため起点にできる、霊テラス呪いケアのアンコール大事
◎ステルスロックや神秘の滴で絶妙にダメージが足りない点をカバーできていたのと、神秘の滴+剣の舞+激流+水テラスが合わさると半減相手にも大ダメージを出せる(H振り水ロトム乱数1発62.5%)
〈コノヨザル〉

持ち物:ロゼルの実
特性:負けん気
テラスタイプ:悪
197(92)-139(28)-113(100)-×-116(44)-155(244+)
ローキック/憤怒の拳/アンコール/ステルスロック
HB→
・意地珠ミミッキュのじゃれつく+影撃ちをロゼル込みで約25%で耐え
・陽気鉢巻ガブリアスの逆鱗を確定耐え
・意地鉢巻ガブリアスの地震を鮫肌ダメージ込み14/16耐え
HD→
・臆病眼鏡ハバタクカミの妖テラスムーンフォースをロゼル込み13/16耐え
A→B振りハバタクカミへの乱数を少しでも上げるため微振り
S→準速ガブリアス抜き
◎初手要員①
◎特性は撃たれやすいシャドーボールムーンフォースの追加効果を攻撃上昇に繋げたり特性威嚇勢の処理が速くなる負けん気とした
◎ロゼルの実はハバタクカミや妖テラバースト意識で採用
⇒HPが半分以上あればムーンフォースを耐えて返り討ちする場面が多かったのとミミッキュマリルリニンフィアの攻撃を耐え先制技に縛られず憤怒の拳で削りをいれられるのが偉かった
◎S操作技は霊技(憤怒の拳)と補完がとれる格闘技のローキックを採用
⇒ゴーストタイプにS操作技できない点は痛いが、岩石封じ地鳴らしと比べてタイプ一致技のためダメージを稼げるのがメリット
⇒格闘技がないとディンルーが削れない
◎アンコールは初手のステルスロック、アーマーガアキョジオーンの鉄壁をアンコールしたりと起点阻止しつつ有利ターンを生み出したり裏に繋げる動きができていた。
⇒交代を強要できるため相手の裏のポケモンが見え試合展開を作りやすくなる
◎S操作技+アンコールで陽気ガブリアスウーラオスの剣の舞をアンコールしたりと素早さが速い相手にも切り返しがとれるのが偉かった
◎悪テラスはロゼルの実と合わせてハバタクカミミミッキュの霊妖技に両対応できると思い採用
⇒エスパータイプの技の一貫を消しつつゴーストタイプの技を半減に抑えられる点が良かった
◎ヒスイゾロアークに打点がないためヒスイゾロアーク入りには絶対に選出しなかった
〈テツノブジン〉

持ち物:ブーストエナジー(S上昇)
特性:クォークチャージ
テラスタイプ:ノーマル
155(44)-×-118(60)-169(228)-84(28)-170(148+)
ムーンフォース/挑発/身代わり/道連れ
HB→火力アップ持ち物なし意地ミミッキュのじゃれつく2回をテラスタル使用時約11%で耐える
HD→臆病テツノツツミのハイドロポンプ確定耐え
S→最速スカーフガブリアス抜き
◎初手要員②
◎初手のカイリュー霊ランドロスの飛行テラバーストが辛すぎたためテラスタルを使わずに道連れで対処できそうと思い採用
◎相手の構築に霊ランドロスいる時はほぼ初手選出したのとウーラランドサンダーの並びには優先して選出した
◎ブーストエナジー採用は初手のスカーフ霊ランドロスや水ウーラオスに対抗できるようにするため
◎トリックルームミミッキュが構築的に辛いため相手できるように挑発+影撃ちを無効にできるノーマルテラスとしたが、全く活きなかったので神速無効の霊テラスか妖テラスにして打点を伸ばす方が良かった
◎挑発採用のため鬼火電磁波ドラパルトに展開を許さないのが非常に助かった
◎初手の様子見や電磁波を透かす技として身代わりを採用
◎採用しているしていないともかく道連れとアンコールは警戒されていた
【基本選出】
初手要員枠から1体





◎1番多かった選出は



⇒無難にステロコノヨザルとハバタクカミを切り返せるオオニューラ、
裏からくるカイリューの型で一般的に多い神速地震羽竜舞型や宿り木身代わりテラスタルで多くの相手をできるドレディアという意図。
⇒BIG6(ディンルーカイリューサーフゴーパオジアンハバタクカミウーラオス)にもこの選出が多かった
◎テツノブジン初手のパターンだとSブーストエナジーハバタクカミが辛いため必ずオオニューラも選出
◎受けポケモンがいる場合は対応できるポケモンを選出していた
(以下は使用率50位以上で物理受けとして採用されている型が多いポケモンに対して選出するポケモンを記載、左にいるポケモンの方が突破率高い)



ヒスイドレディア任せなので草テラスやモロバレルorサーフゴーと組まれてるとヒスイドレディア厳しめ、悪ウーラオスで崩すやり方があるが妖テラスが怖い




オオニューラは毒菱回収要員




身代わりがあるため基本的にどれも有利寄り、ウェーニバルorヒスイドレディアがいると安心




ウェーニバルを選出したいが貯水や毒菱を考えるとヒスイドレディアが優先度高い、オオニューラは毒菱回収要員で選出するが毒菱採用は少なかった



ウェーニバルを選出したいがドオーと組んでいる場合は貯水ドオー考慮でヒスイドレディア選出



吹き飛ばしはあえてこちらの残数を1体にして対応も視野に



オオニューラが1番闘える、ウェーニバルは身代わりアンコールなど噛み合い次第




オオニューラが1番闘える、テラスタルやアンコール次第でウェーニバルもいける、ヒスイドレディアは宿り木受けたり+チオンジェンがテラスタルで草タイプなくなったら宿り木撃てたり


水半減テラスタルは厳しめ
積みポケモンには身代わりを採用しているため受けポケモンを起点にして通す動きが再現性得られていたのと選出が大きく歪まないのが良かった
<対受けループ>
基本的にヒスイドレディアのやどみがでほぼ完封できる。
ポイヒキノガッサは勝利の舞の起点にできるのと守る身代わりループに入っても大丈夫なように隙を見て削る
モロバレルがいる場合は悪ウーラオスで崩しにいくプランに変える。
ヘイラッシャの妖テラスタルで悪ウーラオスがとまる可能性が高いので毒菱ケアもできるオオニューラも選出して対応していた
(この展開になるとオオニューラでドヒドイデを突破する必要があるためフェイタルクローで眠り麻痺引いて剣の舞テラバーストしないと厳しいと思われる)
【苦手なポケモン】
・
使用率高く型が多く選出段階でも読めないのが本当に困る。最低限マルチスケイルを剥がすためにステルスロックや宿り木の種を撒いて対応。型と技が豊富なため展開によって厳しい型や少ない型はきる事が多かった
(初手カイリューをより意識するならコノヨザルに命懸けor呪い採用が良い、3桁帯よりも4桁5桁帯の方が飛行テラバカイリュー多めな印象なので順位帯で技変えるのも良いと思った)
・毒テラス 水

ヒスイドレディアオオニューラの通りが途端に悪くなりビルドアップか剣の舞を採用していることが多いため貫かれる
・初手の

毎回1.5体もっていかれた。特殊高火力が辛いのと耐えてもアクアジェットで縛られている。
・

HBが普通に固くて面倒、暴風痛いし静電気も厄介。テツノブジンやステルスロック+悪ウーラオスで対応していた。積みアタッカーが麻痺にならなければという思い。
・初手のルミナコリジョン

数が少なかったのが幸い。悪テラスタルを使ったり2体がかりで対応が多かった。結局裏のポケモンに負けることが多かった。
【最後に】
ここまで読んで頂きありがとうございました!格闘統一で過去レート2000は調べた限り出てこなかったので9世代で初達成だと思われます。採用したポケモンは全て8世代以降のポケモンのため最近のポケモンは性能が高いと改めて感じました。
レギュレーションDのみ格闘統一やってみようという気持ちだったため、今後ランクマで格闘統一を使用するかはわかりません(タイプ統一の仲間大会は格闘使う)。
自分自身2度目のレート2000達成、最終順位300位以内と順位更新ができたため凄く嬉しい気持ちですし、剣盾のダイジェットで不遇を受けた格闘タイプが9世代で偉業を達成できるまで強くなったことを本当に嬉しく思っています。
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